部埼灯台
福岡県(福岡県北九州市門司区)部埼灯台 画像
部埼灯台(へさきとうだい)は福岡県北九州市門司区企救半島の北東端、瀬戸内海周防灘に面した小高い丘の部埼に立つ石造の大型灯台。
大政奉還により江戸幕府最後の年となった慶応3年4月(1867年)、兵庫開港に伴う外国船の安全航行を確保するため、幕府がイギリスとの間で締結した大坂約定(大坂条約)で設置を約束した五カ所の灯台の一つ。明治新政府が事業を引き継ぎ、「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により、1872年に関門海峡の東・周防灘口の九州側の位置に建設されたもの。現在、関門航路及び門司港の東南端となっている。
この灯台は、歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台で日本の灯台50選にも選ばれている。
部埼灯台の野鳥
シジュウカラ,ヒヨドリ,メジロ