山田緑地
福岡県(福岡県北九州市小倉北区)山田緑地 画像
山田緑地(やまだりょくち)は、福岡県北九州市小倉北区南西部にある、広さ140万m2の公園。1995年(平成7年)5月27日開園、2009年4月より「東部緑地・里山を考える会共同事業体」が指定管理者として管理を受託している。
以前は弾薬庫として使用されていたため、敷地内で一部弾薬庫や貯水槽、貯水池などが見ることができる。
約半世紀の間一般の利用が制限されたため、照葉樹林の原始風景が広がる。この森を守り、育てるため、「三十世紀の森づくり」を基本テーマに、自然とふれあい観察できる「利用区域」と、環境保護を優先する「保全区域」「保護区域」にゾーン分けして公園整備した。
「利用区域」は約48.5ha。公園正門前から広がる区域で、森の家や芝生広場などの居心地のよい開放空間を整備。「保全区域」は30ha。今ある植生を維持しながら、人が自然にふれあい、親しむ区域。入場できるが、時間と人数が制限される。「保護区域」は70ha。基本的に人の立ち入りを禁止し、人間の管理を一切行わない。自然の植生である照葉樹林(常緑広葉樹林)への移り変わりを見守る区域。
なお、公園付近には小熊野川があり、ホタルの名所になっている。
入園は無料。駐車場は普通車が終日300円、大型車が終日1000円。