藺牟田池
鹿児島県(鹿児島県薩摩川内市)藺牟田池 画像
藺牟田池(いむたいけ)は、鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田にある直径約1キロメートルの火山湖である。
1921年3月3日に「藺牟田池の泥炭形成植物群落」として国指定の史跡名勝天然記念物となり、2005年11月8日付でラムサール条約指定湿地に登録された。
池畔にはヨシやマコモが茂り、水中にはジュンサイ(蓴菜)、ヒツジグサ、ヒシなどの水草が多くみられる。魚類としてオイカワ、キンブナ、メダカなどに加えてブラックバスも生息する。貝類はドブガイも生息する。
水草に加えて水鳥やベッコウトンボの生息地としても貴重であることから2005年(平成17年)、ラムサール条約湿地に登録された。池で釣り上げられた外来魚の再放流(リリース)は市条例で禁止されている。