屋我地干潟
沖縄県(沖縄県名護市)屋我地干潟 画像
我地干潟(やがじひがた)は名護市北部にある屋我地島の南側、羽地内海を望む饒平名(よへな)集落前に広がる砂泥質の干潟。海岸線にはオヒルギやメヒルギなどのマングローブ林や、モクマオウなどの防潮林なども見られる。
ここは野鳥の集団渡来地として、屋我地島や内海部分も含めた広さ3680haが国設の鳥獣保護区になっている。ここでは留鳥のバンやシロハラクイナなどが生息し、マングローブ林や防潮林ではシジュウカラ、メジロ、コゲラなどもときどき姿をみせる。
干潟の波うち際には留鳥のクロサギがエサを探し、夏季には内海や島北側の小さな離れ島にはべ二アジサシやエリグロアジサシなどが飛来してきて、ヒナを育てている。
秋口の渡りの時期にはソリハシシギやキアシシギ、チュウシャクシギ、メダイチドリなどが渡来する。
冬季にはムナグロ、ダイゼン、ダイサギ、コサギ、アオサギ、アオアシシギ、ユリカモメなどが、越冬する。
屋我地干潟の野鳥
カルガモ,クロサギ,シジュウカラ,シロハラクイナ,セッカ,バン,ヒヨドリ,ミフウズラ,メジロ,リュウキュウツバメ