春国岱(春国岱)
北海道(北海道根室市)春国岱(春国岱) 画像
春国岱(しゅんくにたい)は、北海道根室市の風蓮湖と根室湾を分ける砂州で形成された面積約600haの湿地及び原生林である。
有史以来ほとんど人の手が入っておらず、高い原始性を保持しており、多様な植生、野生動物を見ることが出来る自然景勝地である。
春国岱は野鳥の宝庫であり、これまでに確認された鳥類は280種にも及び、通常は高山帯に生息するルリビタキと、カモメなどの海鳥が同居する多様な生態系を持っており、オジロワシ、オオワシ、クマゲラ、シマフクロウなどの希少種が生息している。また特別天然記念物であるタンチョウの営巣地でもあり、年間を通じて多くのバードウォッチャーが訪れている。
春国岱(春国岱)の野鳥
カイツブリ類,アオサギ,オオハクチョウ,ガンカモ類,オジロワシ,オオワシ,ケアシノスリ,ノスリ,ハイイロチュウヒ,チュウヒ,ハヤブサ,タンチョウ,クイナ,シギチドリ類,カモメ類,カッコウ,コミミズク,アマツバメ,アリスイ,ヤマゲラ,クマゲラ,アカゲラ,ヒバリ,ショウドウツバメ,ハクセキレイ,タヒバリ,モズ,ノゴマ,シマセンニュウ,マキノセンニュウ,オオジュリン,アオジ,ユキホオジロ,ベニヒワ,ハギマシコなど。冬期,センター前の海岸ではウミスズメ