大山(神奈川県)
神奈川県(神奈川県厚木市)大山(神奈川県) 画像
大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1,252mの山である。丹沢山などの丹沢の山々とともに丹沢大山国定公園に属し、神奈川県有数の観光地のひとつである。日本三百名山や関東百名山のひとつでもある。
富士山のような三角形の美しい山容から、古くから庶民の山岳信仰の対象とされた(大山信仰)。信仰登山は宝暦年間(1751年-1764年)から行われ、大山講と呼ばれた。各地から通じる道は「大山道」と呼ばれた。この名は現在の国道246号の別称「大山街道」などとして残っている。江戸の庶民にとっては、大山詣と江ノ島詣のセットが娯楽の一つでもあった。古典落語の演題にも『大山詣り』がある。
山頂に阿夫利神社本社、中腹に阿夫利神社下社、大山寺が建っている。大山は別名を「阿夫利(あふり)山」、「雨降(あふ)り山」ともいい、農耕民にとっては大山および阿夫利神社は雨乞いの神として信仰を集めた。
大山(神奈川県)の野鳥
ウグイス,カワセミ,ゴイサギ,コガラ,シジュウカラ,ヒガラ,ヒヨドリ,ホオジロ,メジロ,ヤマセミ