矢田丘陵(やたきゅうりょう)は、奈良盆地の北西に存在し南北に伸びる丘陵。標高は300m程度である。 矢田丘陵は生駒山地の東側に、同山地と平行して南北に伸びるように存在する緩やかな丘陵である、最高峰は標高315mの松尾山(奈良県)である。 生駒山地の東、矢田丘陵の西には生駒谷、平群谷が形成され谷底を竜田川が流れている。また、生駒市域の丘陵西麓には矢田丘陵遊歩道が整備されており、矢田丘陵の自然を満喫することができる。丘陵東側、南側は奈良盆地中央部に面し、山麓には法隆寺、矢田寺等の古寺、名刹が多い。 矢田丘陵を近鉄奈良線、近鉄けいはんな線、第二阪奈有料道路等のトンネルが貫く。