厳島(宮島)
広島県(広島県廿日市市宮島町)厳島(宮島) 画像
厳島(いつくしま)は、瀬戸内海西部、広島湾の北西部に位置する島である。通称は宮島(みやじま)、また安芸の宮島ともいう。行政区分は広島県廿日市市宮島町。
中国地方に一般的に棲息するタヌキ・アナグマ・モグラのほか、100種を超す鳥類が確認されている。
厳島のシカとサルは、フェリー桟橋付近にも現れたり、マスコットキャラクターとして図案化されたりして、「宮島のシンボル」ともいうべき知名度がある。なお、厳島のシカは神の使い「神鹿(しんろく)」として神聖視されていたが、第二次世界大戦後に厳島を接収したGHQの兵士がハンティングの対象として撃っていたために激減した。現在島にいるシカは、GHQ撤退後に奈良公園から人為的に6頭移入されたものの子孫が含まれている。サルについては、江戸時代以前には記録がなく、古い絵巻でもサルの絵は猿回しに現れる程度で非常に少ない。このため、外部から持ち込まれたものが野生化したとする説が一般的である。一例として、1962年(昭和37年)頃、観光振興・生態研究のために小豆島にある日本モンキーセンターからニホンザル45頭が移入されている。これに関連して、2011年(平成23年)以降5年間の計画で、日本モンキーセンターの協力により愛知県犬山市へのニホンザルの移送が行われている。
厳島(宮島)の野鳥
アオサギ,アオジ,カワセミ,カワラヒワ,ゴイサギ,コゲラ,シジュウカラ,セグロセキレイ,ホオジロ,ミサゴ,メジロ,ヤマガラ