春採湖(はるとりこ)は北海道釧路市にある湖。周囲4.7キロメートル、面積0.36平方キロメートル、南西から東北に伸びる細長い形をしている。ヒブナの生息地として昭和12年に国の天然記念物に指定されている。 春採湖は海跡湖で、現在も短い河川(春採川)を通じて海(太平洋)とつながっており、淡水と海水が混じった汽水湖となっている。 鳥類は130種以上が飛来しており、春採湖周辺は春採公園として整備されていて、湖畔には野草園、ロックガーデン、野鳥観察舎、トンボの池などのほか、春採湖の自然を解説する春採湖ネイチャーセンターが設置されている。