ハリモモチュウシャク(針腿中杓、学名:Numenius tahitiensis、英名:Bristle-thighed Curlew)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種である。
分布
アラスカのベーリング海沿岸で繁殖し、冬季は、ポリネシア、ミクロネシア、ハワイの島嶼部で越冬する。
日本では迷鳥として、北海道から沖縄まで数例の観察記録がある。全てが単独での渡来である。
形態
体長約42cm。腿の羽毛は長く針状に伸びる(これが和名の由来である)。
生態
越冬地では、海岸近くの草地や干潟などに生息する。
「クィーヨ」「ピィーヨ」などと鳴く。
和名について
和名を「ハリモモチュウシャクシギ」とするのは誤り。日本初記録(1909年7月山城国)を1911年に報じた黒田長禮は和名を「ハリモモチュウシャク」と命名しており、日本鳥学会の「日本鳥類目録」は、1922年の初版以降、最新の第6版(2000年)に至るまで一貫して「ハリモモチュウシャク」を用いている。
シブリー・アールキスト鳥類分類体系上の位置
珍しく単独行動だったので、ひょっとしてハリモモチュウシャクかと丹念に観察したのですが、翼の間から見えた背中の色が白いので、チュウシャクシギですね・・・(^^ゞ 渡り 結構好きな鳥です(^^) 飼い主募集・迷子犬情報 (1)【福岡県久留米市】ボーダーコリー
2011-09-13 18:15:00
先日来、瑞梅寺川の河口で翼を休めている旅鳥のチュウシャクシギの中に、 別亜種の ハリモモチュウシャク(針腿中尺鷸) が混じっていたようです。 ハリモモチュウシャクの名前は、腿の付け根の羽毛が長く針状に尖っていることに由来します。
2008-05-01 11:33:00