分布
北極圏に分布し、カナダ北東部やグリーンランドで繁殖する。冬期はアメリカ東北部やアイスランド、イギリス等に渡り越冬する。名前に反して、アイスランドでは繁殖を行わない。
日本では冬に迷鳥して記録されているが、記録数は少ない。これまで記録されたのは、北海道と千葉県だけである。
形態
全長約56cm。全身やや青みがかかった灰白色だが、成鳥では頭から頸にかけて灰褐色斑がある。雌雄同色。嘴が他のカモメ類と比べて小ぶりで、頭部の形が丸みを帯びていることが本種の特徴である。
類似種と識別点
シロカモメと似ているが、本種の方がやや小型で、頭部の形が丸みを帯びていることと、翼の先端が尾端よりかなり突出していることで区別できる。 カナダカモメとは、翼の先端が白く体の上面の色がやや淡いことから区別できる。
亜種
等
さて、2000年といえばなんといってもアイスランドカモメ・フィーバーの年です。『日本の野鳥590』に載っているやつです。 氏原氏のサイト を引用しておきます。 Iceland Gull Larus glaucoides kumlieni 3rd winter 000227 Japan. アイスランドカモメ
2008-02-18 21:12:00