大沼(稚内市)(大沼バードハウス)
北海道(北海道稚内市)大沼(稚内市)(大沼バードハウス)の野鳥
(ブログで地名と関連して言及された野鳥です。この場所で観察された野鳥とは限りませんのでご注意下さい)
大沼(稚内市)(大沼バードハウス) 画像
大沼(おおぬま)は、北海道の北端、稚内市中北部にある沼。アイヌ語名はシュプントウ(ウグイの沼、の意)。
砂州によって海と切り離された海跡湖にあたり、声問川下流部により宗谷湾とつながっている。かつて声問川は大沼に流入していたが、1958年からの治水工事によって直線化され、大沼の東を通過するようになった。
近年コハクチョウが呼び寄せられ、日本でも有数の飛来地となった。オオハクチョウ・コブハクチョウ、マガン、アオサギなども飛来し、冬にシベリアからウトナイ湖・クッチャロ湖へ向かう中継地として羽を休む姿が見かけられる。
市営の大沼バードハウスでは双眼鏡の貸し出しも行っており、観察室から野鳥の姿を見ることができる。毎年5月には「大沼白鳥まつり」が開かれる。周辺にはミズバショウの群落も見られる。
毎年、冬には凍結した湖面を利用し特設コースが設けられ、氷上での自動車による走行体験会や、タイムトライアル競技などが開催される。