サケイ(沙鶏、学名 Syrrhaptes paradoxus)は、鳥類サケイ科の1種である。
分布
旧北区。中国北部から、モンゴル、中央アジアのカスピ海東岸までの内陸に生息する。
通常は渡りをしないが、個体数が増えたときは遠方まで飛ぶことがあり、1906年にはヨーロッパに大群が訪れた。日本では迷鳥で、10例ほどの観察記録がある。
形態
全長約38cm。体は太り気味で足が短い。翼は長く、先がとがっている。顔は澄褐色、体はやや灰色がかっている。
標本の消失
1970年に南三陸町で保護され、その数日後に死亡した個体の標本を志津川愛鳥会親交会が所蔵していた。この標本は、山階鳥類研究所への寄贈が決まり、2011年4月以降に移動させる予定だったが、東日本大震災で失われた。
日本では希少種で野生のものを間近で見るチャンスが少ない大型猛禽類はもちろんのこと、ヤツガシラとかサケイなど派手系な鳥も。 いってみれば「野生の王国大満喫」ドライブなんですもの。 どこまでも、どこまでも続くなだらかな山波を縫い
2010-01-31 23:31:00
ハト、クイナモドキ、サケイ、ネッタイチョウと単系統(共通の祖先を持つ)をなす。 これまでフラミンゴとカイツブリの類縁を指摘した鳥類学者を知らない。これは分類学、というかヒトの認識は、急速に放散した鳥類の系統を解くには無力である
2008-09-19 21:55:00