アオゲラ(緑啄木鳥、Picus awokera)は、キツツキ目キツツキ科アオゲラ属に分類される鳥類。日本だけに留鳥として生息する固有種である。
形態
全長29cm (29-30cm)、体重120-138g。体上面や尾羽、翼は黄緑色の羽毛で覆われ、和名(緑も含めた古い意味での青)の由来になっている。背中や肩羽は灰色みを、腰や尾羽は黄色みを帯びる。胸部は灰褐色の羽毛で覆われる。腹部や尾羽基部の下面(下尾筒)は白い羽毛で覆われ、体側面から下尾筒にかけてアルファベットの「V」字状の黒い斑紋が入る。頭部や頸部は灰色の羽毛で覆われ、嘴の基部から側頭部にかけて黒い筋模様(顎線)が入る。顎線の一部が赤く、喉は白い。初列風切は黒褐色で、白い斑点が入る。
虹彩は暗赤色。上嘴の色彩は黒く、下嘴の色彩は黄色みを帯びる。足の色彩は灰色。
オスは額から後頭にかけて赤い羽毛で覆われ、顎線にある赤色部の面積がより大きい。メスは後頭のみ赤い羽毛で覆われ、顎線にある赤色部の面積がより小さい。
南に分布する個体群は小型で、体色が濃くなる傾向がある。
生態
平地から山地にかけての森林に生息する。あまり季節の移動しないが、亜種アオゲラは住宅地などでも観察される。
食性は動物食傾向の強い雑食で、主に幹や枝で昆虫類を採食するが、果実も食べる。樹上でも地表でも採食を行い、地上でアリも採餌する。
生木の幹に穴を掘った巣に、1回に7-8個の白色無斑の卵を産む。雌雄交代で抱卵する。
鳴き声は、キョッキョッ。飛翔時にケレケレケレと鳴くこともある。繁殖期には口笛のようなピョーピョーピョーという声も発する。
木の虫を退治することから、キツツキたちは益鳥なのだそうです。 アオゲラは日本固有種で日本の本州だけに住んでいるそうです。 でも、仲間の亜種には四国、九州にはカゴシマアオゲラ、屋久島、種子島にはタネアオゲラがいるそうです。
2013-02-18 07:54:00
キツツキの声がしたので車を降りて探してみると タネアオゲラのようでした。すぐに姿が 消えてしまいましたが証拠写真が残りました。 野鳥は思ったよりも種類が少なかったです。 カラスバトの声を聞き、飛ぶ姿は見ましたがじっくり観察はでき
2012-08-29 00:28:00