ミズカキチドリ (Charadrius semipalmatus) は、チドリ目チドリ科の小形の鳥類である。
「ミズカキ」 (Semipalmated) の名は、足の一部に蹼(みずかき)があることにより名づけられた。
形態
全長18cm (17-19cm)、翼開長は約48cm (43-52cm)、体重45g (28-69g)。成鳥は、背と翼が灰褐色、腹は白色、白い胸の襟首に1本の黒帯がある。頭は褐色で、前額は白色、目の周りは黒く、嘴は橙色と黒色で短い。
フタオビチドリ (Charadrius vociferus) に似るが、かなり小さく、黒帯は1本だけである。
分布
カナダ北部やアラスカで繁殖し、冬には沿岸地域をアメリカからパタゴニアまで渡る。
西ヨーロッパでは非常にまれな迷鳥であるが、以前は亜種と考えられていたユーラシア産のよく似たハジロコチドリとの識別が困難なことから、本来の分布状態が明らかになっていないとも考えられる。
生態
通常、海岸、干潟や野辺で餌を探し回り、虫、甲殻類、蠕虫を食べる。
繁殖場所は、海辺か低地の広々とした土地で、植物がほとんど、もしくはまったく生えていない開けた場所の地面を巣とする。
巣が地面にあることから、自ら囮となって侵入者を巣から引き離すために「翼が折れた」ように振舞う偽傷行動をとる習性を持つ。
黒い嘴と黄色い足のSnowy Egret(ユキコサギ) エサを探す#147. Black-crowned Night Heron(ゴイサギ) 小型のチドリ#148. Semipalmated Plover(ミズカキチドリ) 嘴の先がやや下に反っている#149. Dunlin(ハマシギ
2012-05-22 12:16:00
で撮った鳥さんを。こちらも今回の旅で初めてお目にかかりました。 「Semipalmated Plover = ミズカキチドリ 」、冬毛を纏っています。 (クリックで拡大します) チドリ目チドリ科の鳥さんで、学名は Charadrius semipalmatus 。
2011-03-04 00:01:00
[2007年年間観察種]今年はたくさんの鳥を見ました。2007年年間観察種は、種。海鳥をたくさん見たこともあり、昨年の258種114オバシギ214クロツグミ15アカアシミズナギドリ115ミユビシギ215アカハラ16ハイイロ
2007-12-31 17:11:00