ベニスズメ(紅雀、学名:Amandava amandava)は、スズメ目カエデチョウ科の鳥。
分布
広大な範囲に分布する汎存種で、北アフリカから中東を経てインド、中国南部を含む東南アジア全域にまで及んでいる。
日本ではかご抜けした個体が野生化したものが定着している。日本以外にイベリア半島、フィリピン、ブルネイ、フィジー、プエルトリコ、およびハワイ諸島に移入され定着している。
形態
メジロより一回り小さい。おそらく日本で流通しているフィンチ(洋鳥)のなかで最小と思われる。
雌雄で体色が異なり、オスの生殖羽は頭部と胸腹面が鮮やかな鮮紅色で、背中から翼にかけては暗赤色。翼と尾は暗褐色で、体側から翼にかけて円形の白い点紋がある。ただしこのオスの生殖羽の鮮やかな赤い色彩は、飼育下においては年月を経る毎に黒化する傾向がある。繁殖期のオスは複雑な美しい声でよくさえずる。
若鳥とメスは背面が暗褐色、胸腹面はクリーム色に近く、腰から上尾筒にかけて紅色がさす。雌雄ともに目からクチバシにかけて黒線がよぎり、クチバシは暗赤色、脚は黄紅色である。
非繁殖期のオスは特徴的な鮮紅色が色褪せくすんだ感じになるので、販売されている個体には人工的に赤い着色を施したものが時おり見られる。オスだけでなく、メスや若鳥にも紅や緑といった無関係な人工着色を施すこともある。
生態
原産地では草原や水田が主な住みかであるが、日本で野生化したものは主に河川敷のアシ原を住みかとする留鳥である。原産地では雨季が繁殖期だが、飼育下においてはエサが足りていればいつでも繁殖する。
日本において野生化した個体は、春から秋にかけススキやチガヤといった丈の高い草に営巣し繁殖する。成鳥は単子葉植物の種子を主食とするが、繁殖期には昆虫を捕らえてヒナに与える。また冬には大群をつくる。
日本に定着した経緯
姿も鳴き声も美しいので18世紀から輸入され飼われてきた。日本で野外における繁殖が確認されたのは高度経済成長がはじまった1960年頃からで、1970-80年代には日本各地で繁殖が確認されたが、近年は激減したようである。
生態系に及ぼす影響
詳細に調査した記録がないので正確には不明だが、とりあえず現今まで確認されていない。最盛期から個体数が大幅に減少し、分布も大きく縮小したので今後何らかの影響が出ることも考えにくい。
マガン(真雁) 01 128 スズメ目:スズメ科:ベニスズメ(紅雀)<外来種> 01 129 スズメ目:ムクドリ科:ギンムクドリ(銀椋鳥)迷鳥 01 130 スズメ目:ホオジロ科:シベリアジュリン(西比利亜寿林) 02 01 131~140
2011-05-22 15:34:00
もう冬鳥は抜け始めているが、遅ればせながら足を運んでみた。 堤外に下りて最初に出会ったのは、ベニマシコ。 数個体が「フィッ、ホ。 カシラダカ、オオジュリン、コジュリン、ホオアカ、ベニスズメ、ムクドリ、アオサギ、ダイサギ、オオタカ、トビ、ノスリ
2011-03-21 17:48:00
ちょっと前に撮った(シベリヤジュリンを撮った時)ものですが、載せるの忘れていました(^^;篭脱けの鳥です。
2011-03-08 18:15:00
■■■ リコーCX4 2枚目 ベニスズメ (カゴ抜け) いきなり出て来たので焦ってピン甘になってしまいました。orz 飼い鳥としては見たことがありますが、野生としては初見です。 2011/3/5 ■■■ 800x600 でアップしてます。
2011-03-05 22:12:00
なんかスッキリ撮らせてもらえません・・ベニスズメ・・ 身体の状態が悪く近場で鳥見。2011.02.26夕方、ベニスズメ、コジュリン、シベリアジュリンがいるという近くの河川敷へ様子見。約30分(16:40~17:10)ですが一通り見ることができました。
2011-03-01 00:03:00
リンゴ(少々) この他に 肉食獣用サプリメントを与えているそうです 下の小鳥達の部屋「どんぐりのいえ」ですが、ここは凄く落ち着く空間です カナリア、ウスユキバト、サクラブンチョウ、シナモンブンチョウ、ハクブンチョウ ジュウシマツ
2009-07-15 15:59:00